(写真)コロラド大学ボルダーキャンパス
College Decision Day 5月1日
National College Decision Day
毎年,5月1日は,アメリカの高校4年生(シニア)が,アメリカの大学をどこにするか決める最終期限日です.
一般に,複数の大学に願書を出し複数の入学許可をもらっているので,大学から合格通知と一緒に届くメリットベースの奨学金額(Merit-base aid)などを考えながら(→ 記事 「アメリカの大学の奨学金 scholarship」),希望する大学を選択します.
2019年度のアメリカの大学への入学の傾向を紹介します.
ニューヨークベースの情報から(引用記事 2019年4月).
1.高い大学費用
ある私立大学では,大学費用が$70,000(1年間)を超えるとこがあり,シニアの生徒と家庭で大学を選択するときに一番検討されるのは,その費用と捻出方法.これは,ここ数年の間,続いている傾向だと思います.
関連コンテンツ: 大学費用の比較(コロラド)
2. 入学許可が家庭の収入に依存しない(Need-Blind)というのは通用されなくなってきている?
多くの大学は,家庭が大学費用を払えるかどうかを入学基準にしてない(Need-Blind)と言っているものの,例えば去年(2018年度)は SATスコア 1500 で問題なく入学許可をもらっていたシニアの学生が,今年(2019年度)は,家庭が大学費用を払える能力により,ウエイトリスト(入学許可: accepted, キャンセル待ち: waitlisted, 入学不許可: denied)になっている例が紹介されていました.
関連コンテンツ: SAT
3. 州立大学が人気
私立大学の費用が高くなっていることから,州立大学(public)の人気があるようです.
4. 州立大学の安い大学費用に対抗し,一部の私立大学でも費用の値下げ対抗.
ただし,人気のある私立大学では費用は下げていないそうです.
5.メリットベースの奨学金をもらう
私立大学の高い費用を十分安くできる給付型奨学金(返済不要)をもらう例として,SATスコア 1,310 GPA 3.6のシニアの学生の例があります.その学生は,10個の大学に申し込み,8つの大学から入学許可を取得,1つは不可,1つのはウエイトリストになったそうです.
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( US / Japan ) SAT Official Study Guide
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