(写真)折りたたみダッフルバッグの中にスーツケース入れて保護
はじめに(手荷物手数料)
日本とアメリカ間のフライトでは、無料で預けられる手荷物は通常2個まで(格安運賃を除く)、1個あたりの重量は50ポンドまでとなっています。
(例)ユナイテッド航空・成田-デンバー直行便の手荷物手数料
もし荷物がこの重量制限を超えると、超過手数料として200ドルが請求されます。
荷物の重量チェックは年々厳格になっており、ほんの少しのオーバーでも見逃してもらえることはほとんどなくなりました。
もし受託手荷物が1個だけの場合、重量オーバーしてしまったときには、新たにバッグを追加して荷物を分散することで、超過手数料を回避できることがあります。
今回は、そのようなシーンで役立つ「折りたたみバッグ」をご紹介します。
普通のダッフルバッグと折りたたみバッグ
スーツケースに取り付けるタイプのバッグは、持ち手(ハンドル)に通せるスリットやベルトが付いているものが便利です。
しっかり固定できるので、移動中も安定して運べます。
軽量でかさばらないバッグには、さまざまな種類があります。
写真左は一般的な軽量ダッフルバッグ、右は折りたたみ式で、さらにスーツケースの持ち手に通して固定できるタイプです。
普通のダッフルバッグ
持ち手に通せる部分がある一般的なダッフルバッグでも、スーツケースにしっかり固定できるとは限りません。
ハンドルや肩掛け用のストラップの幅が持ち手のサイズに合わないことが多く、移動中にバッグがずれてしまいます。
特にバッグが回転して逆向きになると、全体の重心バランスが崩れ、持ち運びが不安定になります。
折りたたみバッグ
ここでご紹介するのは、スーツケースの持ち手に通せる部分が付いた折りたたみバッグです。
実際にスーツケースの上に載せてみました。下に掲載している Amazon(日本)の広告の商品です。
広げると、このような感じになります。
完成です。スーツケースの持ち手に通して使います。
スーツケースの持ち手に通せる折りたたみバッグ
こちらがスーツケースの持ち手部分に取り付けた写真です。しっかり固定されるので、大きく動くことがなく安定します。
また、折りたたみ式なので、使わないときはとてもコンパクトになり、持ち運びにも便利です。
さらに、受託手荷物(機内持ち込みではない預け荷物)が重量オーバーになった場合でも、重いものをこのバッグに分けて入れれば、受託手荷物の個数に余裕があるときには追加手数料を回避できる可能性があります。
あるいは、他の機内持ち込み用の荷物とまとめて1つにして機内に持ち込む、といった使い方もできます。
スーツケースを折りたたみダッフルバッグに入れて預ける(保護用として)
キャリーオンサイズのスーツケースを預ける場合は、折りたたみダッフルバッグに入れておくと傷防止になります。
特にアメリカ国内線の乗り継ぎ時間がぎりぎりのときは要注意です。
国内線の機内では頭上の収納棚のスペースがすぐに埋まってしまう(収納棚は座席頭上以外でも早い者勝ちで入れることができる)ことが多く、やむを得ずキャリーオンスーツケースを預けるケースがあります。
そのため、最初のチェックイン時点で預けてしまった方が良い場合もあります。
チェックイン時の重量オーバー対策(手数料を防ぐ方法)
国際線の受託手荷物の重量制限は、一般的に 50ポンド(約23kg) です。
前述しましたが、最近は重量計測が自動化されてきており、わずか数百グラムのオーバーでも認められないことが増えています。
実際に私自身、2024年のチェックイン時に200gオーバーで、ユナイテッド航空から 200ドル 請求されたことがありました(荷物を詰め替えて回避しました)。
その場合は、重いスーツケースから軽いスーツケースへ荷物を移すのが基本の対策です。
そのため、チェックインでは重いスーツケースから先に預けるのがおすすめです。
アマゾンジャパンの折りたたみバッグ

(アマゾン ジャパン) SPAHER キャリーオンバッグ 折りたたみ 32L
SPAHER キャリーオン 折り畳み ボストンバッグ 32L
国際線チェックイン時に重量オーバーした場合,これに荷物を移し替え,旅行先でのショッピングバックとして
(Amazon US) 折りたたみダッフルバッグ
Samsonite Foldaway Packable Duffel Bag, Black, Medium
下の写真は、以前 Amazon Japan で購入した SPAHER の折りたたみバッグです。
レンタカーを借りてスーパーで水やリンゴ、バナナなどを購入し、この折りたたみバッグに入れました。
ホテルまでは、そのバッグをスーツケースのハンドルに固定して移動しました。
関連コンテンツ
アメリカ・日本出張 旅行カバンTips | ![]() |