(写真)避難用持ち出しバックパック.日本一時帰国用としても利用.
避難用持ち出しかばん
はじめに
コロラドの大火災 Marshall Gire で避難命令が出た時,避難の備えが十分でなかったことを痛感しました.
そこで,避難用の持ち出しかばん(バックパック)を準備しました.
バックパックは記事「旅行・出張バックパック キャリーオン 35L 40L」で紹介しているもので,日本への一時帰国時にも利用できるものを選びました.
写真はコロラド州ボルダーカウンティでのの大火災 Marshall Fire( 2021年12月30日,1000棟全焼)で避難する直前のものです.1ブロック風上の家の一部も燃えてしまいました.
煙で息苦しく,何を持ち出すべきかよく考える余裕もなく避難しました.
バックパック選定
選定してたバックパックは,記事「旅行・出張バックパック キャリーオン 35L 40L」で紹介しているアマゾンから購入した2つのうち大きな方です(もう1つは,通勤,日本出張用に利用しています).
下の写真が持ち出し用バックパックとその中身です.
避難用持ち出し物品
最低限あった方が良いもの(2点のみ)
(1)重要書類(紙)
パスポート,グリーンカード,ソーシャルセキュリティーカード,重要書類(原本)など IDをまとめてパックなどに入れて保管しておき,すぐに持って出れるように.できれば1パックにしておくと,それだけで済むので良いかと思います.
再発行できますが,手続きが非常に面倒だと思います.
これを盗まれると大変なことになるので,安全な場所に保管しておくこと.
(2)電子データ
写真や書類などの電子データ:
全データが入ったパソコン,あるいは外付けディスク.
私は 比較的安く購入できる,大容量,小型,信頼できる SanDisk 製の SSDに全データを入れています.
→ 関連記事 「SSD バックアップ・拡張ディスクとして」
・その他のもの
・モバイルバッテリーとケーブル
・簡易スリッパ
・絆創膏...
など,日本に一時帰国する時の持っていきそうなものを入れておくと良いかと思います.
実際に日本へ一時帰国する時はそのまま持っていけます.
・物品は諦める
2022年12月30日のコロラド大火災では,全焼した家では地下にある耐火金庫もどろどろに溶け,中にある結婚指輪などの貴重品も全て焼失したと報告されています.
物は全て諦めるしかありませんが,電子データはすぐに持って避難できるように準備しておくと良いと思います.
避難命令が出た時は,既に息苦しくて物を選ぶ余裕は全くありませんでした.
命第一.
自然災害
この10年で,大きな火事だけでなく,それまでなかった自然災害が発生しました.
備えは必須だと思います.
洪水被害
「100年~1,000年に一回の豪雨」でコロラド州ボルダーのダウンタウンまで洪水となりました(2013年).
雹の被害
ピンポン玉くらいの大きさの雹が降り屋根が損傷し交換しました(2018年).
外に駐車されていた車の多くもガラスが割れたりボンネットがへこみました.
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