2度目のアメリカ訪問
2016年の独立記念日の週のアメリカ訪問
仙台在住の友人の初めてのアメリカ(コロラド)旅行記2回目です.
この年,私は日本の家族の不幸のため,友人が到着した翌日に日本に行かなければならなくなり,友人一人で行動してもらいました.
アメリカ生活に慣れてしまって,普段気づかないことが紹介されています.
【必需品】
・靴下・・・靴下なしでペタペタ歩くのが一番楽だけど、靴擦れ予防には必需品。
・しおりタイプの小さな鉛筆(宝くじ売り場や競馬場で貰えるやつ)・・・マップに挟む、ノートに挟む、パスポートに挟む・・・便利!
【交通事情 車編】
・通り名の看板は・・・道路と並行している!交差点では通り名の看板が二つ直行して表示。これにはじめ馴れなかったので、自分が通ってる通りがなんと言う通りなのか?分かりにくかった。
・駐車がほぼすべて前方駐車!駐車場が広いからなのかもしれないけど、後方駐車の方がやっぱり便利じゃないのかなぁ?って違和感はあった。
・ヘルメットなしでのバイクは結構多い印象で、逆に自転車はヘルメット着用の方が多い印象。
・ピックアップトラックやキャンピングカーがとっても多い。
・スクールバスがとても美しい。一番気に入った乗り物です。
・パーク&ライド・・・仙台でもわずか観られるようにはなったけど、とてもこのシステムが普及して馴染んでるなぁ~って思ったし、こりゃ便利だよ!って感心します。
【交通事情 バス編】
・バス停の名前は、交差点名(何通り&何通り)になるので名前が長い長い・・・
→馴れないとどこに行くのかがピンとこない、日本の様に「~市役所前」の方が分かりやすいと思うけどなぁ。
・バス内の電光掲示板に「Dr」というのがあって・・・うーん、この通りは偉人のドクターなんとかさんにちなんだ名前なんだなぁ~って本気で思ってた。ドライブの略なんですね・・・
・ビックリ!一般的なバス停には・・・時刻表が無ければ、バス停の名前もない!
→でもほぼ交差点付近にあるので、交差点にあるストリート名看板を見れば分かる。
・仙台は後ろから乗って前で降りるが、前から乗って後ろから降りる。
→運転席から遠い後方出口からも、運転手にサンキューの挨拶をする方が多数!感心!
・バスを停めてもらいたいときに・・・ボタンがない!?・・・紐!?どんな新しいバスに乗っても紐でした。
・バス車内、電車車内・・・どこもクーラーは強い、静音仕様がないんじゃないかな?すごいファンの音。
・女性ドライバーが目立つし、運転手が誇りをもって仕事をしてる感じで、利用者も運転手に敬意を払ってるのが・・・日本とは随分違うって感じた。バスの運転手がとてもかっこよく見える。
・空港行きのバスは、運転手がコルセットに膝のサポーターなど重装備。それもそのはず、スーツケースをバンバンバスの荷台に出し入れしてくれる。その力強さにも感心。
・乗り場などにある電子表示の案内板は・・・故障してるのか?一時的エラーなのか・・・稼働してないものが多く、案外あてにならないので、紙媒体の時刻表を観た方が確実かも。
・乗り換え多いバスターミナルは地下化されてるところが多い。バスターミナルは地上1階って感覚があったので、慣れるまでは乗り場が見つけられなく迷うこと度々。
・エアポート行きのバスは予定時刻から少々遅れる可能性が。スーツケースなどの重量物を運転手一人でバスの荷台に詰めてゆくので、その作業に時間がかかることがある。
【交通事情 電車編】
・踏切には・・・なぜなんだ!?踏切のスタッフがいる!?必要!?
・コンテナ車の連結が気が遠くなる位に長く長く・・・すれ違ったコンテナ車の列がいつまでもいつまでも続く・・・いったいどれくらいを運ぶんでしょう!?
・コンテナにラクガキアートが書かれてる車輛が多いんだけど・・・あれって誰が書いたんだろう?違法でもないのかな?でも芸術性が高いので、面白い。
・乗車チケットを車掌さんが席を回って確認しにくるのは日本とも同じだなぁ~とは思ったが、その確認作業が何回も何回もある。
【交通事情 チャリ編】
・スタンド装着率は・・・半分以下かな?装着車も全てペダルの辺り。日本だとほぼ後輪のとこに、スタンドあるよね。
→なのでどこにでも置けないから、店頭に歩道に放置が少ない気がする。
・これには・・・さすがにびっくりした!日本とはブレーキの位置が違う!左ハンドルのブレーキは前輪制御、右ハンドルのブレーキは後輪制御!慣れるのに大変だった・・・
【交通事情 飛行機編】
・ユナイテッド航空・・・日本語吹き替え版の映画放送は多いが、字幕サービスは英語はあったが・・・日本語はなかった。イヤホンの性能?機内の音のせいか?かなり日本語が聞き取れず、英語放送で英語字幕で見ていた。少し勉強になる。
・イヤホンの設置穴がどこに存在するのか・・・しばらく本当に分からなかった。
・搭乗券を発行してもらうチェックインが・・・受付カウンターでするものとばかり思っていたが、デンバー空港のユナイテッド航空は、セルフで端末でやる・・・少しビビった。
・そのチェックインの端末に、クレジットカードを通すだけで・・・予約の搭乗手続きが登録されているのに・・・驚いた。どうなってるんだろう??
・時差ボケが生じないようにするにはどうしたらいいのか・・・最後まで分からず、今も分からず。空港職員3名ほどにもアドバイスを求めたが・・・眠くなったら寝た方が良いとか?あんまり参考にならないアドバイスだったが、確かに寝ようと計画して寝られるものでもないってのは理解できた。簡単な話、なかなか睡眠がうまくとれません・・・旅慣れた方はエコノミーでも眠れるんだろうか!?
【公共施設 トイレ編】
・トイレットペーパーの向きが逆!ナゼ!?
・どこにいってもウォシュレットなし。
・個室の扉が・・・下がスカスカ丸見え。
→防犯上の理由?
・トイレ掃除があると・・・全く中に入れてくれない!皆さん・・・不平も云わずに、どっかに去ってゆく(どこ?)。
【公共施設 空港編】
・スーツケースは圧倒的にソフトタイプが多数派。
【街中での住宅観察】
・ゴミ収集方法がユニーク。巨大なゴミ箱にはキャリーハンドルとキャスターがついていて、自宅前にゴロゴロ転がして置いておくと・・・回収車が機械的にそのゴミ箱をすくい上げて回収して、元に戻す!ナニコレ!?
・玄関にいきなりベランダ(バルコニー?)がある家が多い。ベランダには椅子と机があり、そこで涼んだり、珈琲を飲んだり・・・近所の方とも語り合いやすい環境で、この玄関の位置づけが日本とは違うなぁ~って感じた。
・家の周りにスプリンクラーを設置してる家が結構多い印象で、朝焼けの時間帯・・・あちこちで水が噴霧されてて、独特の美しい光景を見られた。
・庭や家の周りを綺麗に刈り込まれてる芝生で囲んでる家が多い多い。
・住宅地の中を野うさぎやリスがあちこちで見かける、屋根を伝ったり、足元をうろちょろしている・・・鹿の親子が、測量の仕事をしてる方の脇をスルスルと歩きぬけてゆく姿には驚愕した。仙台にはこんな風景はない。
・不思議なんだけど・・・野良猫?というか、屋外で猫を見ることがほとんどなかった気がする。
【街中での施設観察】
・郵便ポストがドライブスルーで投函できるのは・・・感心!日本でもやってほしい!
・アメリカのイメージとは街並みが少し違って、ヨーロッパ!?ってイメージだった。歴史的な風格のある建物がとてもとても多く、どこを見ても絵になる街並みだなぁ~って思った。
・歩道と車道の境がなだらかで、縁石で隔ててる様な感じが少ないので・・・なんとなく境が感じにくい分、開放的に感じる。
・工場というものが・・・想像をはるかに超えて巨大!ビール工場の大きさには愕然とした。電車で見てるのに延々と工場が続いて見えた。
・電柱はとにかく「木」・・・木の電柱に金属板のプレート・・・バックにはターコイズブルーの空・・・なんとも美しい。木の電柱って景観に馴染むし、日本の昔は木の電柱だった訳で・・・木に戻ってほしい。
・煉瓦造りの低層マンションやオフィスビルが多い。渋い。茶褐色の山肌を削って出たであろう?茶褐色の小石が公共物の植栽や道路などであちらあこちらで使われてるので、街全体が落ち着いた茶褐色で統一感もある。
・国旗を掲げてる家も結構ある。服や持ち物にも国旗をモチーフにしたものを身に着ける方が結構いる。日本はあまりにもその意識が無さ過ぎて・・・どうだろう?って思う。我が家は祝日は国旗掲げるが、掲げてる家はほとんどない。
・芝が多く、広い芝の中にぽつんぽつんと植樹されてる。ゴルフ場の様な景観作りが、公園などには多用されてる。
・全体的に街並み、道路・・・仙台よりはゴミは少ないと思う。
・自動販売機が滅多にないので、水筒を持ち歩く文化だって感じた。水筒への給水所の様な施設が、公共のとこやショップ内にもあったりした。
・字幕付きテレビ放送が一般的の様に感じた。飲食店内に流れてるテレビ放送も字幕ついてたし、ライブ中継なのに字幕が着いていて驚いた。聴覚のトラブルのある方には非常に優しいと感じた。
・歩道で車いすで移動してる方が日本より多く感じた。車いすもデコレーションされてて、すごくおしゃれな車いすの方が多く感じた。
・公衆電話・・・クレジットカードを通すスロットがある奴があったり、なんだか動いてるのかどうだかさっぱりわからないものがあったり・・・使いこなせませんでした。不明。
【街中での人間観察】
・ヒッチカイカーが本当にいる!
・街中の混雑の中で皆どこにでも座っている。道でぺったんと座ってノートパソコンやってる人は結構多く観た。日本だと失礼な奴!って見えるはずなのに、何故か街並みに似合っててセンスよく見える。
・空港内だと床であろうが、バスの発着場の冷たいコンクリートの上だろうが・・・ゴロッと寝てる方が結構普通にいる。それがきれいな若い女性だったり・・・でもその光景が違和感ないのも不思議。日本だと冷たい視線を浴びせられること必至。
・スーツを着てる人が本当に滅多に観なく、多くの方が仕事をしてないように勘違いしてしまうが・・・
・タトゥーやピアスしてる方が結構多い。普通のそこら辺の頭が禿げ上がった親父もタトゥー。ガソリンを入れてる普通ギャルもタトゥー。これも日本ではなかなか見られないだろうなぁ。
・公共の乗り物でも、街中でも・・・どんな所でも飲みながら、食べながら、パソコンしながら・・・そういう方が日本と比べると多い印象。
・バス内で近くに座ったもの同士や、どんな場所でも・・・近くの方と(たぶん知りあいじゃない)すぐに会話が始まる・・・これは近年の日本の都市部ではほぼ見なくなった風景。フレンドリー・・・で片づけられる話ではないって思う。こういう態度には・・・憧れさえ感じた。
・バスの運転手、公共の仕事をしている方へ・・・ちょっとした感謝の態度を示すことが結構見られ、仕事をされてる方への敬意を感じる。日本はどうでしょう?
・日本と同じく、皆スマホいじってる。
・タグを胸元からぶら下げてる方がとても多い、仕事における身分証なのか?
・若い子は、タンクトップにショートパンツで・・・スタイルがめちゃ綺麗なのでついつい目が行っちゃうが、綺麗な方が多すぎるのでだんだんと目もいかなくなる。慣れちゃった。
・ベッカムやトムクルーズのようなレベルのカッコイイ男子は・・・想像より全然多い。カッコイイ人ばかりに見えました。
・声をかけて、拒否する方は皆無だった。英語分かりませんが、大丈夫?って聞くと、ノープロブレム!って言ってくれて、一生懸命に聞いてくれる・・・その態度がホント感心した。日本で見かける外国人・・・我々は積極的に困ってる方に手を差し伸べてるんだろうか?
・でも・・・ゆっくりしゃべってくれてるのかもしれないけど・・・早い・・・英語が早い・・・聞き取れない。オーノー。
・体のラインを気にせずに人の視線を意識しないで、ファッションを自己流に楽しんでるのが分かる。太った方はやっぱり多いけど、太ったことを全く気にしてないで、太った方に似合うファッションをしている。
・会話を終えて別れるとき、皆・・・大きな大きな笑顔を見せてくれる。このリアクションは・・・本当に心に残ります。ありがとう!
・レジ前、航空カウンター前、バス停どこでも・・・みんな気長に待ってるように見える。待つ事に慣れてるし、店員も待たせることに異常に気にしてない(日本だと気をまわし過ぎたせいで、少しも待つ事が出来ないイライラしたお客さんを作ってるのかもしれない)
【生活事情 飲食店編】
・レストランサービスを受けると、チップとは聞いてはいたけれど・・・その支払方法が思ってたものとは随分違った。一ドル札を手渡してOKって勘違いしてた。
・チップ必要のある店とチップ必要のない店があり、座った席で会計が済む店もあれば、日本と同じ会計に行って会計する場合もあるし、チップの計算をすることや、クレジット会計やら・・・慣れないし、英語力ないので、なかなか苦労した。
・オープンテラスが多く、中で食べますか?外で食べますか?って聞かれる。
・ステーキはやはり赤身のステーキで厚みがあってとっても満足感の強いステーキ。霜降り肉は好まれないらしい。でも厚みと食べ甲斐があるので、赤身がちょうどよいって思う。
・寿司・・・巻物が見た目が美しい。海苔を外周にまかずに、シャリでまく・・・海苔が中にある!?味は・・・美味しいけど、確実に日本が上でしょう。
・寿司・・・にぎりはさび抜きで、さび別でした。
・寿司・・・バスの発車時間が迫っていたので、ネタを3つしか頼まなかったのだが、日本みたいに2巻ずつ・・・ではなかった。いっぱい出てきた・・・詰め込んで食べたのに間に合わなかった。
・ピザ・・・ピザを一番スモールサイズでと頼んだ・・・のに!巨大なピザが来た!・・・食べきれず持ち帰った。どの店でも食べ残しがでたら、持ち帰れるようにパックなどを頂ける。
・ハンバーガー・・・バスの発車時間が迫っていたので、一番小さなサイズのハンバーガーセットを頼んだ・・・のに!巨大なハンバーガー・・・巨大なポテト・・・巨大なコーラがやって来た・・・詰め込んで食べたのに間に合わなかった。
・自販機でコカ・コーラ350ミリリットルを買った。1ドルコインを入れたら、クヲォーターが2枚出てきた。ってことはコーラ一本0.5ドル!?やっぱり・・・安いのね?って変に納得した。
【感激編】
・この日さんざん迷いに迷った一日だったのだが・・・ギリギリでバスの最終便に乗った。すっかり出来上がった酔っぱらいのお客さんで満杯のギューギューだった。歌を歌うは、みんなが友達的にすっごい騒いでる。俺・・・やや怖くて?小さくなってたが、隣の女の子がとても可愛く少しおとなしそうだったので、声をかけ・・・どこで降りたらよいか?とかを聞いてみたら・・・周りの10人くらいが一緒に俺の変英語を一生懸命聞こうとしてくれて・・・一生懸命アドバイスしてくれる!よぱらったハイテンションな英語で!オーノー!でも俺を正しい場所に下すために?先に降りる方が、俺をバトンの様に他の乗客に繋げてくれる・・・ただ単のバスに降りるだけなのに、なんだかハイテンションな酔っぱらいの中で、なんか祭りに参加してる様なハイテンションをこちらも味わい・・・ガッツリ握手してバスを降りた・・・何とも言えないあたたかい感覚がずっとずっと寝るまでの間に残った。
・この日、消防署に近づいていった。消防車がかっこいいので、写真とってもイイですか?って聞いたら・・・ガレージ内から、車をわざわざ出してくれて・・・いろいろ伝えてくれて(半分以上分からず)・・・最後にはスタッフみんなで記念撮影までしてくれた。もう・・・なんてカッコイイの!
・うろうろと撮影ポイントを探してると・・・4.5人のビジネスマンが、写真撮ってあげようか!?あっちから言ってくれて、日本でも働いていたことがあると伝えてくれたり、日本は良き国だ、良き国民だ・・・と伝えてくれた。日本に行ったことがあるって話を、アメリカで聞くのはなんかとても嬉しいものですね。
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