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アメリカ中東部に強い寒波流入(1/13 - 1/15) 気温の大気断面図で見る気温分布

ted2024/01/13(土) に投稿

アメリカ中東部に強い寒波流入 2024年1月13日

(図)アメリカ中東部への寒気流入を示す大気の東西断面図(気温,2024年1月14日)

 

アメリカ中東部に強い寒波流入(1/13 - 1/15) 気温の大気断面図で見る気温分布

 アメリカ中東部に強い寒気が流入しています.

 

 下の図は1月12日の大気の東西断面図(気温分布図)です.

アメリカ中東部に強い寒波流入 2024年1月13日

 ロッキー山脈分水嶺(continental divide)上空から冷たい空気が地上に向かって降りてくる様子が確認できます.

 

 1月14日の気温分布図(下図)を見ると,カンザスからインディアナポリスの広い範囲で地上気温が -25℃まで下がっていることが確認できます.

アメリカ金環日食(部分日食) レンズにフィルターを着けカメラで観測

ted2023/10/14(土) に投稿

アメリカ金環日食(部分日食) 2023年10月14日 コロラド州

(写真)部分日食(2023年10月14日).右上の黒い丸い影は月.

 

アメリカ金環日食(部分日食) レンズにフィルターを着けカメラで観測

 2023年10月14日は,アメリカ南西部の州では金環日食,アメリカ全土では部分日食になりました.

 

観測は(マイクロフォーサーズ)カメラ1台で

 太陽は眩しすぎて欠けている様子は目では見えないので,カメラを設置し日食を観測しました.

 前回の皆既日食を見るために用意した日食観測用のグラス,双眼鏡がどこかにあるはずです.でも見つからず...

アメリカ金環日食(部分日食) 2023年10月14日 コロラド州

金環日食(annular solar eclipse)アメリカ本土南西部で.本土の広い範囲で部分日食 10月14日

ted2023/10/13(金) に投稿

(図)金環日食が見えるエリア(NASAサイトから).全米の広い範囲で部分日食に

 

金環日食(annular solar eclipse)アメリカ本土南西部で 10月14日

 明日,2023年10月14日,アメリカ南西部の州を中心に金環日食になります.

 金環日食となるのは,下のマップ(NASA発行)の黒い太い線内のエリアです.

 

 金環日食とならないエリアでも,アメリカ本土の広い範囲で部分日食となります.

 下もNASAが作成したマップですが,かなり欠けて見えます.

 時間は NASA のリンクの上のマップをクリックすると確認できます.

台風6号 海面温度の低下 新しい熱帯低気圧の発生

ted2023/08/06(日) に投稿

NOAA SST 台風6号 2023年8月4日

(図)NOAA 海面温度マップ(2023年8月4日の観測)

 

台風6号 台風経路付近の海面温度の低下 新しい熱帯低気圧の発生

 非常にゆっくり移動している台風6号ですが,台風周辺の比較的広いエリアの海域の海面水温が低下していることがNOAAの海面水温マップから確認できます.

 

NOAA 海面温度観測値の変化

 以下は,太平洋西部における7月30日から8月4日までの海面水温マップ(NOAA SST グローバルマップを編集したマップ)です.

 黄色は28℃〜30℃,オレンジ色は30℃〜32℃,黄緑色は28℃〜30℃の領域を示しています.

 

太陽黒点・黒点群 増加傾向

ted2023/02/13(月) に投稿

太陽黒点の撮影 マイクロフォーサーズ

(写真)2023年2月12日の太陽面(DMC-GM5, Tokina SZX 400, F8, ND100000, ISO200, 1/1000)

 

太陽黒点 黒点群 増加傾向

 

 最近の太陽活動が活発になっています.

 下の写真は2023年2月12日の昼過ぎに家の庭(コロラド州)で撮影した太陽面ですが,大きな黒点(群)が5個確認できます.

太陽黒点の撮影 マイクロフォーサーズ

(写真)太陽面 カメラ(2023年2月12日): DMC-GM5(マイクロフォーサーズ), レンズ: Tokina SZX 400, F8,  ISO 200, シャッタースピード: 1/1000, フィルター: ND100000)

 

極渦アニメーション図の公開

ted2023/02/05(日) に投稿

高層 ジオポテンシャルハイト 極渦

(図)極渦図(300hPa高)のサンプル

 

 北米と日本域の極渦アニメーションを公開します.

 これあは,アメリカ海洋大気庁(NOAA)の300hPa NOAAグローバルモデルの予報値から作成しています.

 

 

300hPa 北米 極渦 NOAAグローバルモデル予報マップアニメーション

 アニメーションは直近から約14日先までの図で構成されています.

 

直近(2月6日)

高層 ジオポテンシャルハイト 極渦 アメリカ周辺

 

14日先(2月20日)

高層 ジオポテンシャルハイト 極渦 アメリカ周辺

記事「太陽黒点数と太陽活動周期」公開

ted2023/01/15(日) に投稿

黒点数 Sunspot Number, サイクル

(図)太陽活動周期 第23太陽周期から現在(第23太陽周期)までの黒点数の変化

 

 新記事「太陽黒点数と太陽活動周期」を公開します.

 第1太陽周期から現在までの黒点数の変化図を図で紹介しています.

 

黒点数 Sunspot Number, サイクル

 現在(2023年1月)は第25太陽周期(solar cycle)で,2019年12月から始まりました.

 今後黒点数が増えていき,2025年頃に活動が最大になると考えられています.

 太陽黒点数が増加する(太陽活動が高まる)と,フレアや CME (コロナ質量放出, coronal mass ejection)現象の頻度が高くなります.

 

蛇行した極渦によるアメリカへの寒気流入の様子 Polar Vortex / Arctic Flow

ted2022/12/23(金) に投稿

(図)300hPa 高層ジオポテンシャル高.極渦(Polar Vortex)の歪でアメリカに寒気が流入

 

蛇行した極渦によるアメリカへの寒気流入の様子 Polar Vortex / Arctic Flow

 

はじめに

 ブログ「大気断面図から見るアメリカ寒気流入の様子(12月21日-22日)」でアメリカ(大陸部)への寒気流入の鉛直断面図を紹介しました.

大気断面図から見るアメリカ寒気流入の様子(12月21日-22日)

ted2022/12/21(水) に投稿

寒気流入の様子 大気鉛直断面図 気温と風

(図)気温・風の大気断面図から見る寒気流入

 

大気断面図から見るアメリカ寒気流入の様子(12月21日-22日)

 12月21日からロッキー山脈分水嶺の東側に寒気が流入し,寒気が地形の沿って下っていきとても寒くなる予報になっています.

 

警報・注意報

 NOAA (アメリカ海洋大気庁)の警報・予報がロッキー山脈の東側の広いエリアで発表されています(下図,オリジナル図: NOAA,2022年11月21日 昼前).

 現在の警報,予報発表エリアは,NOAA https://www.weather.gov/ で確認できます.

アメリカ北西部の降水(雨・雪)予報マップ公開(WA, OR, ID, MT, WY)

ted2022/11/27(日) に投稿

NOAA GFS アメリカ北西部の降水(雨・雪)予報マップ WA, OR, ID, MT, WY

(図)アメリカ北西部の降水(雨・雪)予報マップ例

 

 

アメリカ北西部の降水(雨・雪)予報マップ公開(WA, OR, ID, MT, WY)

 アメリカ北西部の降水予報マップ(NOAA, GFS 予報データを可視化したマップ)を作成したので公開します.

 対象領域は以下の各州で,これらの各州のページで予報マップを公開しています.