アメリカの高校を早く卒業する

アメリカの高校の卒業式 graduation cap

(写真)現地校 高校の卒業式でかぶる graduation cap

 

アメリカの高校を早く卒業する

Early High School Graduation

 アメリカの高校(4年間)は,卒業に必要な単位をとれば,半年〜1年早く卒業することが可能です.

 例えば,日本の大学の4月入学に合わせるには,生まれ月によっては,高校を半年早く卒業する必要があります.

 早く卒業するのは比較的簡単で,高校のなるべく早い段階で卒業時期を決め,学校の担当カウンセラーと相談しながら必要なクラスを履修します.

 高校3年生(junior)時くらいで早く卒業したくなった場合,例えば,junior の夏休みにオンライン講習で授業を受け(有料,半年分のクレジットで$300くらい(2018年,コロラド)),卒業に必要単位を満たすようにし,高校4年生(senior)の前期終了後の12月に,通常の5月卒業より6ヶ月早く卒業することも可能です(卒業に必要な単位に達すれば).

 高校を早く卒業しても,アメリカの学校年度末の5月に行われる高校の卒業式に参加することができます.

 

6ヶ月早く卒業(12月卒業)するための手続き例

 12月の期末試験(ファイナル)の週に卒業担当のカウンセラーから書類をもらう

 教科書(書籍)を借りている場合,全て返却する.

 卒業費用($50, コロラド州のある公立学校, 2018)を支払う.

  (卒業式の会場代,駐車場代,セキュリティ費用など)

 未払いの費用を支払う(例えば,実験費用など)

 それぞれのクラスの担当の先生から,最終学期の合否判定のチェックとサインをもらう.

 全て完了したら,卒業担当カウンセラーからサインをもらう.

 

 

アメリカの大学の春入学も可

 アメリカの大学の多くは1年に2,3回入学できるタイミングがあるので,半年早めの12月に高校を卒業し「春入学」(1月開始)することも可能です.

 春入学のメリットとしては,大学修了後に日本に帰国する場合,日本での就職のタイミングに合うことかと思います.  

 日本にあるアメリカのテンプル大学 Japan も同様に春入学(1月開始,12月修了)可能です.

 修了後4月の就職までの準備期間がちょっと長くなる感じかと.

 

 

日本の大学に「帰国生枠,外国人枠」で飛び級入学も

 日本の学校教育法では飛び級が認められているものの,日本の高校までの課程で飛び級をするのがほぼ不可能だと思います.

 アメリカの高校を1年早く卒業し,日本の大学入試での「帰国生」枠,外国人枠を利用で入学すると,日本人でも日本の大学で飛び級入学になる可能性もあります(大学の規定に依存).

 → 関連ページ「帰国生 日本の大学 -日本訪問不要-

 

 

アメリカの高校の学位証(Diploma)

 下の写真は,アメリカ現地校の学位記です.

アメリカの高校の卒業証明書

 二折するとA5 サイズくらいになります.

 12月末に6ヶ月早く早期卒業し,2月にこの原本をもらいました.

 日本の大学に進学する場合,入学時に高校の卒業証明書を必要とする場合がありますが,その場合,現地校に "Certified Copy Of Diploma" をリクエストします.

 

 

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