(写真)土壌水分計で土の湿り気を測定
はじめに
格安の土壌水分計では,電池無しで,土の中の水分量を計測できます.
この土壌水分量の情報は,水やりが必要かどうか決める1つの指標になります.
ここでは,電池無しで,土壌水分量,pH (アルカリ性,中性,酸性),光量を計測できる測定器で計測した結果を紹介します.
フロントヤードの花壇
水やりは1日1回.
ガーデンホース(→ 関連ブログ「ガーデンホースの比較」)を使って,朝にたっぷり水かけします.
水分量
早朝の水やりの後,1時間ほど経ってから計測
DRY, MOIST, WET の,MOISTとWET の間になっています.
ちょうどいい感じかと思います.
Ph
(Ph については,下の「参考」を確認してください)
Ph は6.5.アルカリ性に振れています.
コロラドは乾燥気候なので,何もしない場合,土壌は基本的にアルカリ性.
日本のような湿潤な気候では週数回雨は降ることが多いので,土壌は基本的に弱酸性で,雑草を含め,植物は元気に育ちます.
多くの植物にとってアルカリ性は良くありません.
できれば弱い酸性にもって行きたいところです.
光量
朝8時.家の影で日陰になっていて光量は多くありません.
光量,まあ,その場所にいれば大体分かるので,特に計測する必要ないかも..
拡張したてのフロントヤードの花壇
下の写真は,フロントヤードの拡張した花壇.
メインの花壇がいつも日陰になり植えた植物の元気がないので,もう少し日の当たる場所に拡張し,ここをベースに,アサガオ(→ 記事「アサガオ Morning Glory」)や,つるバラ(→ 記事「バラ・つるバラ」)を生やそうかと思いました..
作りたて(スコップで土を掘った翌日)
水分量
こちらも水をやって約1時間経過の測定結果
WET でした
周りは粘土質の土壌で水はけは良くないためか,湿り過ぎのようです.
根腐れの原因になるかも.
今は,まだ準備段階(土作り)の花壇なので,問題はありません.
Ph
Ph は8.5 より大きい感じ.かなりアルカリ性に振れています.
今,植物を植えるには厳しい状態です.
Ph 7 以下にする必要がありそうです.
(→ コロラドは雨があまり降らず,土壌はアルカリ性.基本的に,植物は大きく育ちません.)
今は土作りの状態.
今後,メインの花壇ど同様に,オーガニック肥料を与える予定なので,その後の経過を確認していきます.
光量
上と同じ感じ.
目盛りが増えて,それぞれの計測結果を判別するのが面倒になるだけかも.
オマケ機能..
参考
pH は水溶液中の水素イオン濃度を表す指数(水素イオン指数)です.
pH 7は中性,それより小さくなるとアルカリ性,大きくなると酸性です.
終わりに
安い土壌水分計は電池不要.
簡単に土壌水分を計測できます.
植物によっては,あまり水をやりすぎると根腐れする場合があります.
土壌水分計の計測結果から,水やりの頻度と与える水の量を検討すると良いかと思います.
pH も重要な指標.
雨が多く(土壌が弱酸性になる)日本では気にしなくても良いかもしれませんが,乾燥気候の場合,できれば中性か弱酸性に持っていくようにすると良いと思います(現在の課題).
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