(図)アメリカ出発前のファストトラック手続き完了後画面.MySOSの画面は緑色,
はじめに
3年ぶりの日本への一時帰国.
私の3月末の一時帰国時に,滞在先の市の教育委員会と連絡を取り始め,子どもの体験授業の参加準備ができています.
コロナ禍で家族は2年間も日本へ一時帰国できませんでしたが,今回も例年どおり,役所で転入手続きを行い,滞在中は国保に加入する予定です.
いよいよ出発.日本入国のための「ファストトラック」手続きを家族分行いました.
1人分だけだと良いのですが,子ども分も手続きするとかなり時間がかかりました.
(準備に費やした時間を考えると,日本の空港で手続きしてもいいかな,,とも思いました.)
13歳以上の子どもは「自身のスマホ」を持つ必要あり(ファストトラック利用)
「ファストトラックについてよくある質問」から (外部リンク,厚生労働省)
「1-6子どもと一緒にファストトラックを利用できますか?」
「13歳以上(入国時点)の場合は、同行者登録ができませんので、自身でスマホを持ち、アプリ上での登録を行う必要があります。」
このことから, → ファストトラックを利用する13歳以上のこどもは必ず自分のスマホを用意し,そのスマホが日本到着時に(空港で)ネットに繋がる必要があります
3人のスマホにMySOSをインストール,ファストトラック登録
まずは,iPhone, Android のMySOS アプリをそれぞれダウンロード.
「日本へ入国・帰国する皆さまへ」(厚労省)のリンクアドレス,QR コードを利用すると確実です(正しいバージョン 日本版のダウンロードができます)
まずは赤色からスタート
進展があると黄色に
黄色から緑色へは早く変化
成田空港で
飛行機到着後(午後2時半頃).空港でのコロナ検査,入国手続,税関手続きが終わるまでの所要時間は,約1時間半でした.
大分改善されている感じです.
6月1日からは,アメリカ発の入国での検査は不要となるので,もっと短縮されると推測されます.
空港での検疫終了後,赤色へ
成田空港で検疫終了後,画面が赤色に変わりました.
待機不要だからなのかもしれません(できれば違う色に,そして「待機不要」と明示してほしいところです).
ユナイテッド航空のチェックイン Tips
スマホの MySOSをで表示されたQRコードを送ると却下
ユナイテッド航空では,チェックインの前の "Travel Ready Center" で宣誓書の QR コードを必要としましたが,MySOSを利用してスマホに表示されたQRコードを送っても却下されました.
これは,前回の登録時(私の3月末の日本一時帰国)と同じです.
解決法: 新たにパソコンで申請書を作り,新しいQRコードを印刷,写真を送るとOK
そこで,前回の私1人の日本入国時の経験を活かし(前回はいろいろ試し,結局,出発日の朝2時までかかりました),パソコンから家族分の宣誓書を別にもう1回作成し,QRコードが表示された画面をプリンターで印刷し,それをユナイテッドの"Travel Ready Center" に登録しました.
以下のリンクから作成しました.
→「新型コロナウイルス感染症対策 質問票回答受付」,厚生労働省
記入が終わると QR コードが表示される画面が出るので,これを印刷し,スマホで写真を撮って送りました.
しばらくして無事受理され,チェックインできました(3人それぞれ時間が異なり2〜4時間).
結局,家族全員が宣誓書を二重登録する必要がありましたが,この宣誓書システム,なんだかなぁ~,という感じ.
緑(TRAVEL READY)へ
日本の空港でスマホがネットにつながらない場合への備え
せっかくMySOS で緑色になっても,全員のスマホがネットにつながらなければそれを見せることができません.
(1)そこで,緑色画面で QR コードが表示されている画面をキャプチャし,それをいつでも開けるように準備しました.
(2)更に,誰かのスマホだけネットにつながらない場合に備え,それぞれのデータ通信を他のスマホで共有できるように練習しました.
うちのスマホの場合,以下の項目で設定できます(機種とOS バージョンにより設定方法(と名称)は異なります).
iPhone: 設定→インターネット共有→ ほかの人の接続を許可を ONに,Wi-Fi パスワードを設定
Android: 設定→接続と共有→ポータブルホットスポットを ONに,ポータブルホットスポットを設定で Wi-FI パスワード設定
成田空港から羽田空港へ
現在,成田空港から地方への便は,ほとんどが欠航となっています.
そこで,羽田空港にはシャトルで移動.
前回(3月〜4月)の日本一時帰国時はガラガラでしたが,今回はかなり埋まってました.
最後に
いろいろ大変ですが,結局,日本人が日本に入国(帰国)する時に何が一番大変か,というと,「所定のフォーマット」のコロナ陰性証明書の入手だと思います.
これ,かなりのストレス,時間の浪費,となります.それと,場合によっては費用も.
せっかくドクターに「所定のフォーマット」に書いていただいても,何枚も書類があると,どれかが日付が間違ったりすることもありました(上からなぞって正しく修正したりとか).
でも,この書類さえできれば,搭乗時に搭乗拒否や日本の空港での入国拒否にはならない,という安心感は得られます.
→ 外部リンク「検査証明書の提出について」,厚生労働省
下のキャプチャ図の「●検査証明書の様式は所定のフォーマットを使用して下さい。」(2022年5月28日時点)
関連プロダクト
(Amazon US / Japan) プリペイド SIM
Japan のは日本で使う予定の SIM.25GB で最大90日有効であれば十分かなと.それと,周りが田圃でも電波が届くのではないかと..
US の Cricket は別途プリペイド契約が必要なアメリカ国内用のSIMカード.
関連外部リンク
「ファストトラック」,厚生労働省
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