（写真）Sea bass (Barramundi バラマンディ アカメ)
アメリカの魚： サーモン・コッド以外のお試し魚・魚の水銀汚染問題
はじめに
Consumer Reports 誌（2023年7月号）の大特集は "Is Your Seafood Safe to Eat?"
（→ 関連コンテンツ「雑誌 Consumer Reports」）
食用魚の水銀汚染度，サーモン・コッド以外の食用魚が紹介されています．
ちょうどコスコで Sea Bass (Barramundi)がセール販売されていますが，これは，この記事で紹介されている食用魚でしたので紹介します．
サーモン・コッド以外のお試し魚
Consumer Reports 誌（2023年7月号）"Is Your Seafood Safe to Eat?" で紹介されている "Newer Fish to Try" の魚は以下です．
- Black Cod 銀鱈 銀だら
- Branzino ブランジーノ スズキ
- Halibut オヒョウ カラスガレイ
- Mahi Mahi マヒマヒ シイラ
- Sea Bass シーバス スズキ
- Snapper スナッパー ブエダイ
- Striped Bass ストライプドバス シマスズキ
- Tilefish タイルフィシュ アマダイ（水銀汚染度の高いメキシコ湾産以外のもの）
これらは，
- 比較的安全（水銀汚染濃度が低い）
- 価格が高くない
- Omega-3 fat acid 源
- 持続可能（将来資源が枯渇しないように管理されている）
の魚として紹介されています．
「エビやサーモンに飽きたら，こなん魚を試してみたらいかがですか？」と紹介されています．
コスコの（Barramundi）Sea Bass
上で紹介されている魚のうち，Sea Bass (Barramundi)が COSTCO コスコ（和名コストコ）でセール販売されていました．
１パウンド当たり$6 切ってます．
（安い）サーモンやタラ （cod fish）の半額に近い価格です！
買い込んで冷凍庫へ．．
下はパッケージの写真
魚焼き器で焼きました（→コンテンツ「魚焼きグリル Fish Roaster」）．
癖のない白身魚の味でした．
塩やハーブをふって焼いたり，醤油をかけて食べるといいい感じです．
魚の水銀・重金属汚染 FDA の 推奨値
（FDA: Food and Drug Administration，アメリカ食品医薬品局）
海洋性の魚の多くは水銀・重金属を含んでいますが，大きい魚ほど含有率が高くなります．
以下，Consumer Reports 誌（2023年7月号）で紹介されている推奨値（１週間辺りの限度食数）です．
(1) 水銀汚染 Highest Levels → 避けるべき
- King mackerel
- Marlin
- Orange roughy → これ天ぷらにして結構食べてました．．
- Swordfish
- Tilefish（メキシコ湾）
- Tune, bigeye
（２）Medium Levels → 週１回まで（１ 食分 1 serving）
主要なものでツナなど多数（Consumer Reports 誌 2023年7月号）
（３） Lower Levels → 週３回まで（３ 食分 3 servings）
主要なものでサーモンなど多数（Consumer Reports 誌 2023年7月号）
この推奨値は大人の場合で，脳の発達過程にある子ども，妊婦はさらに気をつけるべき（多くとるべきでない）ことが具体的に紹介されています（年齢依存のガイドライン）．
終わりに
今回アメリカで購入できる新しい魚 Sea Bass (Barramundi) を試してみました．
どんな魚でも自然由来・人工由来の水銀・重金属を含んでいるので，食べすぎないように楽しみましょう．
FDA の推奨値だと，週１，２回くらいがいい感じかと．
関連プロダクト（アマゾン）
(Amazon US / Japan) 魚焼きグリル Fish Roaster
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