(図)事前審査終了で「緑色」になった MySOS (日本入国 Fast Track)
はじめに
今回の3月末〜4月始めの日本への一時帰国では,新設された "Fast Track" システムを利用しました.
前回の2021年10月の日本への一時帰国(その時は14日の自己隔離)ではなかったとても便利なシステムだと思います.
「検疫の入国前WEB手続「ファストトラック」のご案内」,厚生労働省
必要書類の準備
アメリカから日本への入国時に,Fast Track を利用するために準備しておく書類は,
・CDC の新型コロナワクチン接種カード(3回接種により自己隔離不要)
・COVID-19 陰性テスト証明書(スムーズに手続きを進めるには厚労省の書式で作成した方が確実だと思います).
の2つです.
他の書類は,すぐに作成できます.
CDC 新型コロナワクチン接種カード
以下のキャプチャ図は,CDC コロナワクチン接種カードをスマホからアップロードする時のものです.
3回目の接種はカードの下端に手書きになっていますが,問題ありませんでした.
COVID-19 陰性証明
日本入国には,日本行きの国際性搭乗時刻より72時間前内の証明書が必要となります.
基準を満たしていないと,カウンターで飛行機の搭乗を拒否されます.入国判断は航空会社で行われるので,飛行機に乗れれば,入国に関しては一安心.
以下は,コロラド州の CDC Ergent Care で,ドクターに厚労省の陰性証明書式に記入してもたっら陰性証明書です.
日本人の「患者さん」が多いためか?.この書類の作成には慣れているようで,検査後1時間以内で書いていただきました(日曜日の午前中).
私のアメリカの健康保険(CVS の薬の保険の方)が適用され,リアルタイム RT-PCR検査,書類作成料ともに全額保険でカバーされました(copay 無しで支出ゼロ).
→ 関連ブログ「COVID-19 テスト テスト後1時間以内で厚労省指定の陰性証明発行(保険で無料)」 Boulder.jp
念の為用意した書類
以下の書類は不要ですが,万が一,入国時にトラブルになった場合に備え,CDC ワクチン接種カードにホームドクターがサインした書類,も用意しました.
CDC のワクチンカードが手書きになってるので,日本で,「本物ですか?」と疑われた場合に見せるためにドクターに頼んで用意しました.
でも...,使う機会はありませんでした.
スマホで登録
以上の書類をスマホでスキャンして登録,情報入力しています.
リクエストに答えていくだけなので,書類が揃っていれば特に難しいことはないと思います.
情報入力
待機場所(宿泊場所)の登録
ワクチン接種証明の登録
COVID-19 検査証明書の登録
全て入力した後 まだ赤色
しばらくして緑色に
書類を登録し情報を入力し終わって約6時間に「緑色」になりました.
緑色になったのに気づいた時には,このシステム,よくできているなと思いました.
赤色から緑色に変わると安心感があります.
日本到着後3日後くらいに
今回自己隔離(待機)は不要でしたが,入国して3日後,このような画面が表示されました.
終わりに
3月から,新型コロナワクチン3回接種した日本人は,到着直後から(COVID-19 陰性であれば)日本国内を自由に移動でき,自己隔離も不要になりました.
新型コロナ検査に要する時間,検査料金が許容できれば,「コロナ禍後」になってきている状況下では,日本を訪問する良い機会かもしれません.
夏に家族で日本に一時帰国しアメリカに帰国する時には,日本で取得する必要があるアメリカ入国のための陰性証明の取得費用がかなりの額になるのが心配です.
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関連リンク
ファストトラック
「検疫の入国前WEB手続「ファストトラック」のご案内」,厚生労働省
日本でのアメリカ入国のための新型コロナ検査
「東邦大学 羽田空港クリニック」(外部リンク)
「羽田空港第 1ターミナル店・羽田空港第 2ターミナル店 - 木下グループ」(外部リンク)
関連ブログ
「日本訪問(成田) ワクチン3回接種で自己隔離不要・到着直後から公共交通機関利用可能」
「アメリカ入国 羽田空港第3ターミナル(国際)で新型コロナ リアルタイム RT-PCR テスト」
「COVID-19 テスト テスト後1時間以内で厚労省指定の陰性証明発行(保険で無料)」 Boulder.jp
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