（写真）カナダへの出張時のスーツケースの中

受託手荷物・機内持込み手荷物

　一般に無料で預けることが可能な受託手荷物は2個まで．1個だけ預ける場合でも軽量のダッフルバックを入れておくと，荷物が増えた場合や無料分の重量制限をオーバーしたときなど受託手荷物を追加・分散できて便利です．
　機内持込みの手荷物は，旅行かばん１個＋バックパック（ハンドバッグ）１個までは大丈夫．さらに１個増えたりするとアメリカの乗継ぎ便で搭乗時に手数料をチャージされ預け荷物になったりするので要注意．
　アメリカの国内線の場合，受託手荷物を預かると１個から手数料と取る会社が多いので，機内持込み手荷物だけにする人が多く，遅く搭乗すると旅行カバンを入れるスペースがなくなります（その場合，どこか開いているスペースに格納されることになります）．

無料荷物の制限

一般的な無料の受託手荷物の許容量（エコノミー）
 　個数：　2個まで
 　重量：　23kg（50ポンド）/1個当たり
 　大きさ：3辺(縦･横･高さ)の和が203cm（80インチ）まで

一般的な機内持込み手荷物の制限

　旅行カバン１個＋身の回りのもの１点のみ
　旅行カバンの大きさ： 115cm（45インチ）以内，W55cm×H40cm×D25cm
　　　　　　　　　　　（W22インチ×H16インチ×D10インチ）以内
　身の回りのものの例： バックパック，ハンドバック，ウエストポーチ，
　　　　　　　　　　ショッピングバッグ・ハンドバッグなど

　　　注意とTips： いずれか１点のみ．小さなものでも１点とカウントされます．
　　　　　　　　　　搭乗時は１つにまとめておいて，席に着いたら取り出すといいです．

各航空会社の制限については以下のコンテンツ下のサブコンテンツを参照してください

無料荷物の制限	ANA　全日空	JAL　日本航空	ユナイテッド航空	アメリカン航空

Tips

大きなカバンを空港外でも比較的長い時間持ち歩く時は移動が楽な４輪をお勧めします．2輪の方が運搬中に壊されるリスクが小さく軽いのですが，長時間持ち歩くと疲れます． 　カバンは，プラスチックのものをお勧めします．布製のものは，周りのカバンからの液体漏れ（ひどい時は魚を氷に入れて運ぶ人もいました）や大雨で中まで濡れることがあります．	無料受託手荷物の最大サイズ（203cm）のカバンの中に，使わないときにコンパクトになる軽いダッフルバッグを入れておくと，必要になった時に簡単に荷物を増やしたり，分散できます．	ダッフルバッグは，REIオンラインアウトレットなどで7割引くらいで購入できます．アウトレットなので，メーカー，色，デザインは選べませんが，定価(retail price)が高くレビューが良ければ質は良いだろう，ということで，私はとにかく値引率が高い時に購入しています．REI では何回使用した物でも，いつでも返品できるのも良いです．

私のおすすめ・利用例

　アメリカに来て10年以上になりますが，結局以下のようなカバンに落ち着きました．受託手荷物のカバン（４輪１個，２輪４個，１個は予備として常時日本にあります）は10年以上利用しています．へこんだり，引手が取れてしまって壊れた時は，夏の日本一時帰国中に修理し利用し続けています．

受託手荷物用カバン	機内持込用カバン	受託手荷物用カバンは帰りには荷物でいっぱいに
最大サイズの場合 ・最軽量 ・雨でも大丈夫な素材 ・受託最大サイズ 158cm ・引手・持手　両方あり ・キャスタ４輪，小学生でも立てたまま運べます	制限内で大きめのカバン    ・最軽量 ・雨でも大丈夫な素材 ・ビジネスバッグ取付可能 ・引手・持手　両方あり ・キャスタ２輪（電車内で勝手に動きません）	大阪出張時に梅田のホテルの近くのAEONから仕入れた日本の食料品．軽量で壊れにくいリモワのカバンに，普段アメリカ（というか住んでいるコロラド州）では買えない食料品，アメリカでは高く売っている食料品を仕入れます．プリンの素，お茶漬けはスーパーの在庫全てを購入． 　近くに大きなスーパーがあるビジネスホテルに泊まると早朝や夜に食料品を仕入れることができます．

旅行時の必須＋あると便利な持ち物リスト

出張時にあると便利なもの

アメリカ国内・カナダの旅行時にあると便利なもの

　アメリカ国内・カナダへの旅行・出張時に（特に）あると便利なものは，上の持ち物の他に，

　・室内用サンダル

　・ナイトウエア

　・スマホやタブレット用小型充電器とケーブル

　・ナビゲーション用システム（レンタカーを借りる場合）

かなと思います．

室内用サンダル

　アメリカ，カナダのホテルには室内用のスリッパはまずありません．

　サンダルなど室内用の靴があると快適です．

ナイトウエア

　アメリカ・カナダのホテルに，寝巻き・浴衣など置いてあるところは少ないです．

　室内着（例えば短パン，Tシャツ）などあると快適に過ごせます．

スマホやタブレット用小型充電器とケーブル

　旅行時のスマホ，タブレットはほぼ必須アイテムですが，充電器，ケーブルを忘れることがあります．

　充電器を接続するコンセント（outlet）は空港，飛行機内で利用できることもあるので，小型の充電器があると便利です．

電源タップ

　パソコンやチャージャーなどの接続用に複数のAC口のある電源タップがあると便利です．

　AC口はたくさんあるとかさばるので，2，3個くらいのものがおすすめ．

ナビゲーション用システム（レンタカーを借りる場合）

　アメリカ・カナダのレンタカー会社の車には，基本的にナビゲーションシステムは付いていません．

　携帯用のナビシステム，あるいは，Google Map アプリをインストールしたスマホとスマホを接続するアダプターがあると便利です．

（写真）カナダ出張時のスーツケースの中．

　カナダ行きはアメリカ国内線と同じく，キャリーオンスーツケースを入れるスペース（overhead bin）がなくなることが多いので，搭乗順が後の場合スーツケースは預けてしまった方がいいかもしれません．

関連コンテンツ（各航空会社の情報）

　米国連絡先・手荷物制限・割引航空券・機内食・マイルなど

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