(写真)写真の同じ場所にいつも写る黒い影(センサーのゴミ)
写真にいつも写る黒い影
オークションで中古のカメラを(安く)買うと,外見がとても綺麗でも,カメラのセンサーに大量のゴミが着いていることがあるので要注意.
これは,実際に写真を写さないと分かりません.
下は,ebay で$200代で購入した外見がとても綺麗な Lumix G100に,望遠レンズ 100-300mm(LUMIX G VARIO, F4.0-5.6 II)を付けて撮影した遠方のロッキー山脈の山
黒い影のようなものがたくさんあります..
初めて見た時はかなりショック..
画像から確認できる黒い影がある場所を矢印で示すと..
これは,センサーに付着したゴミとか水滴の跡だと思いました.
センサーの確認
レンズを外し,センサーを目視すると,汚れ?がいっぱい.
裸眼での確認では無理があるので,マクロレンズでセンサーを撮影し確認したのが下の写真
かなり酷い汚れ...
前のオーナーは,どのようにカメラを使ってきたのでしょうか..
白い背景を撮影,汚れを確認
次に,汚れを確認できるように,白い背景をレンズの絞りを絞って複数撮影.
背景の模様とセンサーの汚れを混合しないよう,3枚ほど上下に位置をずらし撮影.
以下は,そのうちの2枚
複数の写真を確認し,常に同じ場所にある黒い影が,センサーの汚れとなります.
写真で,汚れがあるところに丸印をつけました.
これは酷すぎ..
カメラセンサーのクリーニング
レンズ交換できるカメラの良い点は,自分でセンサーをクリーニングできること.
コンパクトカメラではレンズが外れないので,何らかの原因で,センサーに埃が着いてしまうと,クリーニングはかなり厳しそう(メーカーに頼むと高額).
利用したのは,マイクロフォーサーズセンサーより少し大きな APS-C 用のクリーニングキット
洗浄液と筆のセット
まずはブロワーを使い,センサーとその周辺に空気をかけ念入りに掃除.
万が一,小さな砂のようなものがあると,クリーニング時にセンサーに傷をつける可能性があるので,センサーとその周辺の小さな粒子を全て外に出します.
(これは,望遠鏡のレンズやメガネのレンズの掃除と同じ)
続いて,センサーのクリーニング.
筆に洗浄液を一滴付け,約45度の角度で,センサーの左から右に擦ります.
(あまり厳密でなく,およそ 45度傾ければ十分かと)
次に筆を逆にし(乾いた方),残った液体拭き取ります.
これだけです.
これで,黒い影が無い写真が取れるようになりました.
白い背景を撮影して,写真に黒い影がなくなったので,汚れが全て取れたものと思います.
筆を拭く時は,センサーを壊してしまわないか不安でしたが,意外と簡単でした.
終わりに
他のマイクロフォーサーズカメラ(GM5, GF-10, G100, G100D,全てebay で激安で仕入れたもの)で確認すると,ほとんどに何らかの黒い影がありました.
同じ筆と洗浄液でセンサーを拭いたところ,全て解決!
センサーの汚れの確認は,定期的に行うと良いと思います.
(アマゾン ジャパン)カメラクリーニングキット APS-Cセンサー用
K&F Concept センサークリーニング 16㎜ スワブ 10本 +20mlクリーナー
(Amazon US) UES APSC16 Digital Camera APS-C Sensor Cleaning Kit
Compatible with Mirrorless Cameras CCD & CMOS Sensor
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