共通リンク The Admission Office
リンク: https://admissions-office.net/ja/portal
帰国生・帰国子女を受け入れる日本の大学の詳細は,上のリンク上で表示される各大学へのリンク(下図)から確認できます.
一般情報・最近(2020年)の動向
・Lighthouse社で,「日本の大学説明会」無料ウェビナー(オンライン)が開催されます
→ アメリカのどの州でも(世界中どこにいても),帰国生を受け入れている大学の説明を視聴,そして不明な点を大学に直接質問できます.
英語と日本語のセッションあり.各大学30分のプレゼン(以下参加大学,順不同)
青山学院大学・津田塾大学・京都先端科学大学
九州大学(共創学部)・立命館大学・中京大学
筑波大学・近畿大学・岩手大学
国際基督教大学(ICU)・桜美林大学・テンプル大学 ジャパンキャンパス
上智大学・杏林大学 外国語学部・立命館アジア太平洋大学(APU)
慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)・法政大学
オフィシャルリンク: 「日本の大学説明会」無料ウェビナー開催のお知らせ【Lighthouse主催】
→ 最後の30分のQ&A セッションでは,日米の二重国籍の場合,途中での専門変更の可否,奨学金など,書籍やネット記事にはないいろいろな情報が得られます.
→ オンラインで各大学と個別相談も可能です(別日程).
・願書と審査は全て英語で完結,オンラインで出願可能(郵送も必要なく全てオンライン申請に大学もあり),面談が必要な場合もオンラインで,という,日本に訪問する必要は一切ない大学も多数あります.
・COVID-19 の感染拡大により,SATの結果が不要になった大学が多くあります.
→ 現地高校のGPA が相対的に(さらに)重要となる可能性
・現在,対面授業か,リモートか?という質問が毎回あります.→ 大学の姿勢が,シニアが大学を選ぶ重要な判断材料の1つ?
・高校時代にとったAP のクレジットは日本の大学ではクレジットになりません(日本の制度上の制限で大学独自に決まられない?)
→ コミュニティカレッジのクレジットは,転入の場合,対応関係があるものについてクレジットになります
→ アメリカの大学の「日本校」の場合,アメリカの大学扱いなので,AP がクレジットとなります(カリキュラムに対応する場合)
→ アメリカの大学と提携(1,2年間留学必須)している大学は,アメリカの大学に留学している期間の履修科目にAPが対応関係があれば大学のクレジットにできます.
・「帰国生枠」のある理系の大学,国立大学も増えてきました.
→ 一部の大学で,英語で完結する入試システムでは,日本人(二重国籍者)でも「帰国生枠」ではなく「留学生枠」(アメリカ出生,アメリカ国籍)を利用する必要があるところあり.
・「THE 世界大学ランキング日本版」を引用する大学が複数ありました(→関連記事「Best Colleges ランキング アメリカ国内 (US News)」内)
・入学年齢制限
→ 規定している大学(入学時18歳)と制限の無い大学あり
→ 飛び級した生徒も例えば17歳で入学可能?(個別に確認必要,日本の法律上は認められている: 学校教育法)
書類審査のみで合否が決まる帰国生向けの大学(試験のための日本訪問不要)
帰国生が日本の大学に進学を希望するとき,日本に行って試験を受けるのは大変です(私は,試験のため時間のお金をかけ日本に行くより,アメリカの大学に進学させた方が本人の将来のためにも良いと思います).
ここでは,帰国生が試験のため日本に帰国する必要がなく,書類審査のみ,あるいは書類審査+ネット面接で合否が決まる日本の主要な「グローバル大学」を紹介します.
これらの大学の願書は,全て英語で作成します.またアメリカのセンター試験 (SAT 等),現地高校の成績証明書 GPA,国際的に認められている英語の試験結果の提出が必要です.大学の授業は全て英語,あるいはほぼ英語となります.
お子さんが日本の帰国生枠試験を持つ大学に興味を持ったら,日本の一時帰国時に,大学のオープンキャンパスへの参加すること,あるいは一般見学をし,実際にどのようなところか確認することをおすすめします.
ICU 国際基督教大学
■ 書類選考のみの入試
ユニヴァーサル・アドミッションズ April/September Admissions by Documentary Screening(4月/9月入学書類選考)
https://www.icu.ac.jp/admissions/undergraduate/exam/engdoc/
大学説明・願書一式:https://www.icu.ac.jp/en/admissions/undergraduate/engdoc/
SU 上智大学
国際教養学部 国際教養学科
■ 書類選考のみの入試
https://www.sophia.ac.jp/jpn/admissions/gakubu_ad/fla/index.html
大学説明・願書一式: https://www.sophia.ac.jp/jpn/admissions/gakubu_ad/fla/index.html
APU 立命館アジア太平洋大学
国際経営学部(APM)
アジア太平洋学部(APS)
■ 書類選考のみの入試
帰国生徒入試B(海外在住)
http://www.apumate.net/examination/special/returnee_b.html
大学説明・願書一式: http://www.apumate.net/examination/special/index.html
早稲田大学 国際教養学部
国際教養学部 School of International Liberal Studies (SILS)
■ 書類選考のみの入試
AO April Entry (Overseas)
https://www.waseda.jp/fire/sils/en/
大学説明・願書一式: https://www.waseda.jp/fire/sils/en/applicants/admission/
法政大学 グローバル教養学部 GIS
GIS
■ 書類選考のみの入試
GIS(グローバル教養学部) 秋学期入学入試 I期・II期 【国外選考】
http://exam.52school.com/guide/hosei-tokubetsu/guidebook/
大学説明・願書一式: http://exam.52school.com/guide/hosei-tokubetsu/guidebook/
→ どの大学も,まず,オンラインで申し込み,現地校の書類一式を大学に直接送ります. 送料は高いですが,FeDex が確実かと思います.
今までの経験から,帰国生に求められる能力は,「しっかりした英語力」だと思います.日本語力は不要です(もちろんあった方が日本で暮らしやすいです).
現地校のLA の授業でしっかり学び,英語の本を読み論理的思考力を培い,本物の英語力を伸ばしていくと良いと思います.
記事の階層構造・系統性
← 学校・教育
帰国子女・帰国生・アメリカに住む日本人生徒の進路(トップ)
・日本の大学
・日本のグローバル大学
・帰国生 日本の大学 -日本訪問不要-
・SAT
・TOEFL
・英検
・JOES
・日本の学校の体験入学
・日本の教育方針・文科省
・コンクール
・子どもの読書
・(AP Japanese)
(アマゾン ジャパン) 書籍 「帰国子女のための学校便覧2024」
海外子女教育振興財団 (著, 編集)
(アマゾン ジャパン) 書籍 「教育という病~子どもと先生を苦しめる教育リスク」
芳沢 光雄 (著) Kindle版(→ 記事「キンドルで日本の本を読む」)