(写真)4時間の停電時に活躍した Jackery ポータブル電源
はじめに
アメリカ(というかコロラド・ボルダーカウンティー)では日本より頻繁に停電があります.
私の家の周辺では,7, 8月は3回停電があり,長いものは午前7時から11時までの停電でした.
このような停電の中,パソコンからオンライン会議にカメラ付きで参加する方法を紹介します.
停電時
停電になった場合,電力会社に停電していることを連絡します.
登録しているアカウントの他,(緊急なので)登録している形態電話番号を使ってオンライン報告できます.
すると,いつ復旧するか,目安が届きます.
7月の停電(も),電力の需要逼迫ではなく,電力会社の設備トラブル
あると便利なもの
一時的な停電(数時間程度)に備え,最低限以下のものがあると役立ちます
- ポータブル電源
- バッテリー稼働フラッシュライト(共通のバッテリーを利用するもの多数)
- テザリングのできるスマートフォン
ポータブル電源の利用
停電時,ポータブル電源があれば,充電が切れたスマホの充電,120V(日本は100V)の電源を必要する電気機器が利用できます.
(写真)充電の切れたスマホをポータブル電源で充電
パソコン,モニター,など,120V 必要な電子機器も利用できます.
電源タップを使えば,(最大容量内に収まれば)複数の電子機器を同時に利用できます.
停電時は,パソコン2台,モニター2台,他で,これだけつなぎました.
iPhone のインターネット共有でパソコンからオンライン会議参加
携帯電話会社のデータ回線でインターネット共有できる場合,iPhone の「インターネット共有」機能で,パソコンとインターネット回線をシェアできます.
(1) 「設定」→ 「インターネット共有」を選択
(2) インタネット共有で,
「ほかの人の接続許可」 をオン
「"Wi-Fi"のパスワード」 を任意に設定
「互換性を優先」 をオン(汎用性のある認証方式で,Windows PC でも利用可)
その後,パソコンで WiFi を設定すれば接続完了.
パソコンから Teams などのオンライン会議が利用できるようになります.
カメラオンだとレスポンスが遅くなるので,可能であれば,音声のみにした方が良いかもしれません.
日中でも地下やトイレは暗いのでフラッシュライトを利用
停電時は,共通のバッテリーが利用できるフラッシュライトが複数(できれば各部屋に常設)あると便利です.
私の家の場合,2階,1階,地下の各部屋,トイレ,ガレージに常備しているので,10個くらいあるはず.
停電時にフラッシュライトで階段を照らしてます
フラッシュライトでトイレの中を明るく
バッテリーは,チェンソー,空気入れ,落ち葉ブロワー,電気ドリルなどとも共用できて便利です.
→ 記事「リチウムバッテリーの電動ツール 20V」
ここで利用しているのは,Black Decker 製ですが,日本だったら Makita がいいかな,と思います.
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MAKITA DML815 青 充電式コードレス
(Amazon US) フラッシュライト
BLACK+DECKER 20V LED Work Light
ポターブル電源の定期チェック・充電を忘れずに
いざという時にポターブル電源を利用できるように定期的に(数ヶ月に1回)充電するのを忘れずに.
最後に
まさかの停電が7.8月に3回もあり(しかも,平日の朝7時代に停電),8月の2,3回目の停電では1回目の停電対応経験が活かされました..
ポータブル電源,フラッシュライトは,数時間の停電時だけでなく,大規模な火事による避難・被災時(実際に経験しました)にも利用できるので,常備しておくと良いかもしれません.
(アマゾン ジャパン) Anker ポータブル電源 1056Wh
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Jackery Portable Power Station Explorer 500, 518Wh
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