(図)海外からの転入に必要な書類の一部(東京都)
はじめに
日本出国時に海外転出届を提出し,住民票を抜いた状態の場合,日本に帰国し,本籍地以外に転入するとき,本籍地から
(1)「戸籍謄本」と
(2)「戸籍の附票」を取得する必要があります.
2024年(令和6年)3月1日から.「広域交付制度」が始まり,本籍地以外の市区町村の窓口でも,戸籍証明書・除籍証明書を請求できるようになりました(以下のリンク).
でも,戸籍の附票は「広域交付制度」では取得できないので要注意です.
参考リンク「戸籍法の一部を改正する法律について(令和6年3月1日施行)」,法務省
戸籍謄本の附票は郵便で取り寄せもできますが,うちの本籍地の役所では最大2週間かかるとのこと.
アメリカの運転免許証から日本の免許証への切り替え,携帯の契約,銀行口座の開設など,すぐに行うべき手続きがいろいろあるので,そんなに待てません.
国外から帰国後に転入手続きに必要な書類
以下は東京の役所からもらった書類のスキャン図ですが,ここに,海外から転入する時に必要な書類が列挙されています.
今回,子どもが帰国生として日本の大学に入ることになりました(4月入学,アメリカの高校を6ヶ月早く卒業 →記事「アメリカの高校を早く卒業する」).
東京の役所で転入手続きをしようとしたところ,戸籍謄本の附票が必要と言われ手続きできず.
東北の役所へ行って取得してきました.
その前日に,アパートの契約のため,印鑑登録を行い印鑑登録証明書を取得(海外在住なので賃貸保証会社の審査はかなり大変でした.大きな保証会社ほど例外を認めないので厳しい感じ),ついでに,戸籍謄本の入手のたに東北の役所に行ったので,結局二度手間になってしまいました.
東北へは新幹線で.
1回目は「JR東日本たびキュン 早割パス」(1日乗り放題 10,000円)を利用し,往復料金が片道分以下で済みほくほくしてました.
が..,翌日(2回目)は定額.しかも,新幹線が途中で駅で2時間以上止まり大変でした.オーバーランしたとのこと.でも,特急券料金が戻ってきたので(下図),遅れて良かったかな..,と.
東北新幹線はオーバラーンによる全線遅延のため,帰りの新幹線の出発時刻がはっきりしませんでした.
緑の窓口で相談しようと並んでいたら,あと10分で東京行きに新幹線が来るので急いでと,乗車券,特急券無しで乗車させてもらえました.
代金は東京駅の精算所で支払いです.
おかげで東京の役所の手続きがその日にできました.助かりました.
終わりに
日本に帰国し,本籍地以外に転入する場合,予め,戸籍の附票を入手する方法を考えておきましょう.
本籍地が遠いとかなり面倒です.
東京の桜の花
3月始めですが,桜の花を見ることができました.
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