（写真）前日に宿泊したホテルのスタッフからもらった日食クッキー
皆既日食帯内のホテルを予約
ホテルの予約ですが，キャンセルが生じて空きを見つけた度に，遠くから近く（ネブラスカ州 カンザスシティ => Cozad => Scottsbluff）に変更していました．
皆既日食の２日前の土曜日に 皆既帯の Casper の Best Western ホテルの６人まで宿泊可能な部屋が空いたので，他に予約していたホテルを解約してそちらを予約しました． ラッキー！
３人のこどもたちの月曜の休暇届を，小学校・中学校・高校それぞれにオンラインで行い，日曜のデンバー日本語補習校の後から出発準備．
前日の夜にキャスパーへ
夜７時に家を出発．
途中の Glendo の近くのハイウエイ I-25 レストエリアでは，既に，多くの車が停まっていました．
キャスパーの街（ワイオミング州キャスパーに入る前）
Casper に着いたのは夜11時頃．
渋滞もなくスイスイでした．
今回のメイン機材
十数年ぶりに利用したフィルムカメラ．
昔，日本で中古で購入した一眼レフカメラ Canon 旧 F-1 ．
これに，全周魚眼レンズ（シグマ 8mm F4, FDマウント）をつけて真上に向けて写真を撮るつもり．
皆既日食になった太陽，全天，暗くなった周りの風景が全て入った写真を撮ろうと思っていましたが．．
日食はホテルの駐車場で観測
ホテルの駐車場に隣接した草原で日食を見る人が多かったです．
親切な方から，皆既日食の時は夜と勘違いした蛇が出て来る可能性があるので，気をつけてね，と言われました．
皆既日食が始まる前に，ホテルの方が「日食クッキー」を配っていたので，ありがたくいただきました．
全周魚眼レンズ（シグマ 8mm F4）をつけて真上に向けて写真撮影
でも，部分日食時にF22（最小絞り，一番暗い設定）に設定し，そのままF4（一番明るい設定）に戻すのをすっかり忘れて皆既日食を撮影したため．．，スライド写真は，ほとんど真っ黒．．
さらに，最小絞りで撮影した部分日食は「光芒」（被写体が絞りの形になってしまう）の影響でギザギザでしになってしまいました．
２枚だけ何か写っていそうな写真があったので，ボルダーのカメラ屋さん，Mikes Camera にスキャンを頼みましたが，これもだめでした．．
ボルダーの Mike's Camera の人は，今回の失敗を次回に活かせるよ，と励ましてくれました．
次回というのはいつか，かなり先だし，コロラドからはさらに移動しないと見れない感じだし．
今回，この日食のために，マイクロフォーサーズカメラ（初めてのデジタル一眼・ミラーレス）を買いましたが，自動モードで撮影した写真は明るくなり，イマイチでした．
でも，さっと撮った写真が一番良かったです．
Casper で撮影した皆既日食の写真
気合を入れて撮ろうとした写真より，このさっと撮った写真が良かったです．
日食は，車のトランクを開けたままにし，近くに折りたたみ椅子をセットして観ました．
スタッフが撮影した写真
皆，綺麗な写真を撮ってました． すごいな〜．
２人のスタッフから全データをもらいました．
皆既日食とコロナ（オフィスのスタッフ撮影）
コロナとダイヤモンドリング（オフィスのスタッフ撮影）
ダイヤモンドリングとプロミネンス（オフィスのスタッフ撮影）
全周魚眼で撮影した全天と皆既日食（オフィスのスタッフ撮影）
あ，私がフィルムカメラ（Canon F-1と全周魚眼レンズ）で撮りたかった写真は，こんな感じのです．．
帰りは大渋滞
神秘的な皆既日食を見た直後に，渋滞を避けるため，部分日食中継続中の正午近くに帰り始めました．
でも，ハイウエイ I-25 のGlendo の前から大渋滞，
家に着いたのは夜10時でした（所要時間１０時間！ 4時間で移動できる区間です）．
途中，時速５マイルで1時間とか，大変な渋滞でした．
I-25の途中で太陽が沈むのが見えました．
まだワイオミング州内．
オフィスのスタッフは全員休みを取り，アイダホのアイダホホール，ワイオミングの Casper, Lask などに行き皆既日食を見ましたが，皆帰りの運転は同じくらい時間がかかったそうです．
ボスは，友達の小型飛行機でLask の空港に移動し，Laskを正午くらいに出てボルダーに帰ってきたのは昼過ぎの1時半，だったそうです．
ボルダーでランチを食べる時間もあたとか．いいなぁ，，
終わりに
人生で初めて皆既日食を見ることができました．
皆既日食中は涼しく，暗くなり，空に見える月に隠された太陽はとても神秘的でした．
皆既日食が終わる直後に見えたダイヤモンドリングもとても良かったです．
でも，カメラに気を取られ，皆既中に太陽に様子を思い出せないのが残念です．
子どもたちの学校を休ませて見る価値が十分あったと思います．
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