アメリカと日本の年金

日本の年金手帳

(写真)日本の年金手帳

 

アメリカと日本の年金

 

はじめに

 アメリカでは複利の効果を利用した長期投資でこどもの大学資金,老後の資金を用意することが良く勧められています.

 「$5,000 を40年間さわらずに置いておくと $75,000 になるかもしれない.」(Kiplinger誌 2019年3月号).

 オリジナル:if you don't retire for 40 years, that money invested ($5,000) could have been worth $75,000" (assuming a 7% yearly return), How to Avoid Cashing Out Your 401(K), Kiplinger, March, 2019.

 実際,アメリカの株式の平均に長期投資していると,右肩上がりで日本の株式のパターンとは異なります.

 


 

   日本の年金手帳

はじめに

    2005年10月1日に「社会保障に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定」が発効され,日米の年金制度への加入期間が合算することが可能になりました.これにより,日本およびアメリカの年金制度への二重加入が解消されました.

    以下に,年金受給資格と条件についてまとめます.

年金を受け取る国 条件 付加条件
日本 日米両国の加入期間の通算25年以上 アメリカの年金制度加入期間が1年6ヶ月以上
アメリカ 日米両国の加入期間の通算10年以上 無し

    参考:日米社会保障協定(平成17年(2005年)10月1日発効)


    在アメリカ合衆国日本国大使館 : 

  「日米社会保障協定 -日米社会保障協定が2005年10月1日に発効しました

 

401K, IRA

    401Kは,株投資のような投資信託による年金制度.どのカテゴリの株にいくら投資するかという割合は自分で決めます.福利厚生なので,会社がある程度サポートする場合が多いです.会社によりますが,一般的に雇用主が投資資金の50%を支払います.株価の変化による受給年金額が大きく変わります.

    IRAは,働いていない人でも入れる401Kのような年金制度.401Kは会社で働いていないと参加できないのに対し,IRAは働いてなくても参加できます.年間の上限額があります.税金が優遇されるので,節税目的にもなります.

 

 

アメリカのソーシャルセキュリティーで年金はいつから,いくらもらえるか?

年齢: 62歳,67歳,70歳

 年金を早めにもらう場合,62歳からもらえます.

 早めにもらう場合: 62歳(減額支給)

 通常: 67歳から(満額支給)

 遅れてもらう場合: 70歳(追加支給)

 

 関連情報:Starting Your Retirement Benefits Early, Social Security 

 

年金額

 Socual Security のウエブサイトで,現在,ソーシャルセキュリティーで年金がいくらもらえるかレポートが掲載されています.

 リンク: Monthly Statistical Snapshot , Sociel Security 

 

 

リンク

 ロゴ 在アメリカ合衆国日本国大使館 在アメリカ合衆国日本国大使館

  「日米社会保障協定 -日米社会保障協定が2005年10月1日に発効しました

 ロゴ fi plannning アメリカ生活とパーソナル・ファイナンスの総合情報サイト

 

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