(年会費を削減しつつ信用履歴を守る)
クレジットヒストリーを維持したままカードを変更する
所持しているクレジットカードを、
- あまり有効に利用できていない
- 年会費が無駄にかかっている
- より条件の良いカードに切り替えたい
と感じることはよくあります。
そのような場合、同一カード会社が発行する別のクレジットカードへ、これまでの利用履歴(クレジットヒストリー)を維持したまま切り替えられることがあります。
これがいわゆる Product Change(プロダクトチェンジ) です。
私のケース:年会費 のカード整理
私の場合、Citi 発行のアメリカン航空系クレジットカードを長年保有していましたが、
最近はユナイテッド航空を主に使うので、
年会費(annual fee)$99 に見合うメリットを感じられなくなっていました。
固定費削減のため解約も検討しましたが、このカードには 約15年分のクレジットヒストリー があり、
単純に解約するのはもったいないと判断しました。
そこで、同じ Citi 発行で年会費無料のカードに Product Change する方向で検討しました。
候補:Citi COSTCO VISA カード
検討中に、Costco 店内で以下のカードの案内を見かけました。

Citi COSTCO VISA カード
- Citi 発行
- Costco 利用者向け
- クレジットカード自体の年会費は無料
これは良さそうだと思い、候補にしました。
→ 関連ガイド記事「COSTCO コスコ」
Citi カスタマーサービスに問い合わせ
現在のカード裏面に記載されているカスタマーサポートに電話し、
クレジットヒストリーを維持したまま COSTCO VISA カードへ Product Change したいと伝えました。
しかし残念ながら、COSTCO カードへの Product Change は不可とのこと。
代わりに提案されたのが、
アメリカン航空カードの年会費無料版 への変更でした。
正直、無料版が存在すること自体を知りませんでした。
なお、現在のカードは翌月に年会費が請求される予定でしたが、
Product Change により年会費の支払いは不要になりました。
新しいカード:AAdvantage MileUp Mastercard
新たに届いたのが、以下のカードです。

同封されていた書類には、アカウント変更に関する説明と、
新しい契約条件が明記されていました。

下は、契約変更の知らせです。

主な変更点
- 年会費:無料
- リボ払い金利:26.74%
この金利は、日本の消費者金融の上限(20%)を大きく超える水準です。
締め日後に一括払いしないと、残高が急激に膨らむため注意が必要です。
- Balance Transfer fee:5%(一般的な水準)
新規カード申し込み時に見られる
「1年間利息 0%」などのプロモーションは Product Change では適用されません。
そのため、残高移行を行うと 即座に 26.74% の金利が発生します。

Tips:Balance Transfer の使いどころ
新規カードで
- Balance Transfer fee 3%以下
- 利息 0%(12か月)
といった条件がある場合、
一時的な資金繰りや運用(例:Roth IRA 拠出のつなぎ)に使えるケースもあります。
ただし、今回のカードでは不向きです。
→ 関連ガイド記事「残高移行 Balance Transfer (利息0%でキャッシング)」
重要な変更:海外利用手数料が有料に
今回、最も影響が大きかったのがこの点です。
- 海外利用手数料:無料 → 3%
この変更により、日本など海外ではこのカードを使わない方針にしました。

最近では、年会費無料でも海外利用手数料がかからないカードが増えています。
例
- Capital One Quick Silver カード
- Fidelity のクレジットカード
→ ブログ記事「初めてのクレジットカード Master|海外利用手数料なし Capital One」
海外利用手数料 3% は、長期的に見ると大きな無駄な出費になります。
新しいカードのアクティベーション
新しいカードを利用するにはアクティベーションが必要です。
Citi カードの場合、スマホの Citi アプリから
Activate ボタンを押すだけで完了しました。

上の Activate ボタンを押すだけで、アクティベーションができました。

カードは定期的に利用する
Citi の年会費無料カードは、
長期間利用がないと強制解約されることがあります
(実際に解約通知を受け取った経験があります)。
→ ガイド記事「クレジットカード強制解約」
2〜3か月に一度、少額でも利用することをおすすめします。
まとめ
Product Change を利用することで、
- 無駄な年会費を削減
- クレジットヒストリーを維持
という両立ができました。
次は、家族カードのメリットが薄れた
Capital One Venture X を、年会費無料の QuickSilver に
Product Change することも検討しています。
関連商品
カードケース・カードオーガナイザー
- 日本:カードを 26 枚収納できる大容量カードケース
- 米国:薄型で中身が見やすいカードオーガナイザー(保管用にも便利)(→ ガイド記事)
(Amazon:左=日本|右=米国)
関連ガイド記事

「クレジットスコア」



