はじめに
このたび、高校生(4年生・シニア)の子どものために、新たに銀行口座を開設しました。
選んだ金融機関は Fidelity Investments です。
Fidelity を選んだ理由は以下の通りです。
- 現金を預けておくだけで、マネー・マーケット・ファンド(Money Market Funds)で比較的高い利息が付くこと
- 高校生でも、株式や債券、ETFを購入できること
- 将来的に Roth IRA(個人拠出年金) を開設したかったこと
- アルバイト収入があれば、高校生でも拠出可能
- 拠出した元本部分は、いつでも税金・ペナルティなしで引き出し可能
- 将来、本人名義で Fidelity のクレジットカード を作りたいこと
- キャッシュバック 2%
- 海外利用手数料無料
- 年会費無料
オンラインでの口座開設は困難だった
18歳になってから、オンラインで口座開設を試みましたが、最終段階で本人認証が通らず、開設できませんでした。

おそらく、ソーシャルセキュリティナンバーに紐づくクレジットヒストリーがほぼ無いことが原因だと思われます。
日をあけて合計3回(!)トライしましたが、結果は同じでした。
店舗訪問で口座開設
そこで、Thanksgiving の秋休みを利用して、息子と一緒に Fidelity Investments の支店 を訪問しました。
- 運転免許証
- ソーシャルセキュリティカード
これらのコピーを取り、申込書を別部署へ送付するとのことで、
「数日で口座開設できます」と説明されました。
ところが翌日、「コピーしたはずの書類が見当たらない」との連絡がありました
(こうしたことはアメリカでは珍しくありません……)。
自分でスキャンした書類を送り直し、無事に口座開設できました。
オンラインアカウントと初回入金
オンラインアカウントを作成すると、

という画面が表示されます。
すぐに入金したかったため、この画面は一旦キャンセルし、
私自身の Fidelity 口座(夫婦名義のジョイント口座)から少額を直接入金しました。
Beneficiary(受取人)の登録は忘れずに
アメリカの銀行口座では、万が一に備えて Beneficiary(受取人) を登録できます
(必須ではありませんが、未設定だと後の手続きが非常に大変になります)。
今回は、Beneficiary を親である私に設定しました。
現金はマネー・マーケットで運用(利息 3.79%)
口座に入れた現金は、Money Market オプションに設定しました。
- 利息:年率 3.79%(2025年10月30日時点)
- いつでも自由に引き出し可能
普通預金感覚で使えるのは大きなメリットです。
株式・ETF も購入可能
Fidelity の口座では、株式やETFの購入も可能です。
アルバイト代の一部を使い、
- 配当があり
- 比較的信頼できる企業
をリスト化し、「MY ETF」と名付けたリストを作り、
1社あたり約100ドルを目安に分散投資しました。
株価が下がっても慌てて売らないよう、
- 下がったら、上がるまで待つ
- 10年でも30年でも保有する
という、いわゆる「塩漬け戦略」を伝えています。
もちろん、ゼロになるリスクもあるため、複数企業への分散投資が前提です。
年3〜4%程度の配当が四半期ごとに入るため、
株価変動による心理的ダメージは比較的小さくなります。
次のステップはクレジットカード作成
18歳を過ぎたため、そろそろ 本人名義の最初のクレジットカード を検討しています。
候補は、年会費無料・海外利用手数料無料(日本でも安心して利用できる)の以下あたりです。
- Capital One Quicksilver Master(キャッシュバック 1.5%)
- Fidelity Visa(キャッシュバック 2%・Fidelity口座に還元)
Roth IRA への拠出という選択肢
アルバイト収入(W-2レポート)があれば、Roth IRA(税引後拠出の個人年金) にも拠出できます。
- 自分で拠出した元本までは、いつでもペナルティなしで引き出し可能
- 老後資金だけでなく、将来の出費に備えた「非課税で運用できる貯金」という位置づけも可能
実際、私自身も、最近これまで毎年拠出してきた Roth IRA の元本を半分以上引き出しました。
- すでに税金は支払済み
- ペナルティなし
- 普通の貯金を引き出す感覚
ただし、運用益部分を引き出すとペナルティがかかるため注意が必要です
(59歳6か月以降はペナルティなし)。
「Roth IRA や IRA は引き出すな」とよく言われますが、私はそう思いません。
必要なときに、最もコストが低い方法で使うのが現実的だと思います。
※ IRA(税引前の拠出年金) でも、大学の学費など特定目的であれば、10%のペナルティが免除されるケースもあります。
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